足のだるさと脚気(かっけ)

足のだるさと脚気(かっけ)

現代社会ではあまり見られなくなりましたが、足がだるい状態をもたらす病気に脚気(かっけ)があります。

 

栄養状態が不足していた昔にはよく見られた病気でした。ただ最近では偏った食生活の影響などで発症する人が増えているといいます。

 

脚気(かっけ)はビタミンB1の不足から生じる病気です。このビタミンは糖質を分解するうえで欠かせない役割を果たしているのですが、摂取しにくい特徴も持っています。まず水に溶けやすく、せっかく食事で摂取しても大半はそのまま体外に排出されてしまうのです。

 

しかもスナック菓子やインスタント食品、ペットボトルなど糖分が多いものを摂取することでその分解にビタミンB1が消費されてしまい、ますます不足がちになります。

 

脚気(かっけ)を判断する方法として膝の下を叩く方法がよく知られています。この病気にかかると足の機能に異常が生じるのです。とくにもっともわかりやすい症状が足がだるい状態。まず足がだるくなり、その後全身に倦怠感が生じていくようになります。

 

さらに足のしびれやむくみ、感覚の麻痺、動悸などさまざまな症状が表れていくようになり、最終的には歩くことさえできなくなってしまいます。最悪の場合心不全を起こすことも。かつては死者もでるほど恐ろしい病気でした。

 

現在ではそれほど心配する病気ではありませんが、偏った食生活によるビタミンB1の不足やアルコール依存症、糖分の摂取量が多い人は要注意。足がだるい症状が見られた場合にはこの病気を疑ってかかる必要も出てきます。適切な治療を行なえば深刻なことになりませんから、早めの治療を心がけましょう。

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